率直に言おう。サンティアゴでは、都市配送は速く走ることではない。私は15年間トラックを運転してきたが、うまくいかない日は、高速道路でうまくいかなくなることはめったにない。トラックの進入が禁じられた街角、パレットジャッキがまっすぐ転がらない坂道、あるいは事務員1人に対してトラック10台が待つ倉庫の門でうまくいかなくなる。サンティアゴ(チリ)の都市配送・倉庫物流は、馬力ではなく時間枠と荷降ろし条件の勝負なのだ。

数年前のある秋の朝、私は都心の古い商店街へ日用品の荷物を運んだ。ナビは20分と言っていた。朝7:30に通りの入口に着くと、トラック規制の標識がすでに掲げられており、迂回しなければならなかった。2回迂回した後、合法的な停車場所を見つけたが、納品口は坂道の途中だった。トラックの後部をドックに合わせることができず、坂を押し上げる間パレットジャッキはずっと滑っていた。午前10:00までに予定されていた配送は午後1:00に終わった。迂回で40キロメートル近く余分に走り、燃料費も人件費も予算をオーバーし、顧客は遅延として配送を低く評価した。

別のとき、私はスーパーマーケットチェーンへ補充在庫を届けた。倉庫は8:00に書類を出し、私のトラックは9:00に到着したが、店の受領担当者は、シフトは正午に交代し、自分の前にすでにトラックが2台いると言った。冷凍機を動かし続けながら門で90分待った。商品は無事だった。計算が合わなかったのだ。1時間のアイドリングを数百ケースに割り振れば、ケース当たりのコストは跳ね上がり、その配送の利益を吹き飛ばすほどになる。長年路上にいて、私は待ち時間、迂回、二重荷扱いを、ささいな遅れではなく本物のお金として数えている。

サンティアゴ(チリ)の都市配送と規制ゾーン:ルートの前に時計を確認する

サンティアゴ都心では、トラックのアクセスは時間とゾーンで管理されており、詳細は通りや車両の種類によって異なる。出発前には必ず最新の現地ルールを確認すること。先月は通れていた通りが、今月は規制されているかもしれないからだ。罰金は腹立たしい。配送時間枠を逃すことは高くつく。都心の注文を受ける前に、3つのことを確認すること。配送先住所が規制ゾーン内にあるか、計画した時間枠内にトラックが入れるか、合法的に停車して荷降ろしできる場所があるかだ。この3つを先に確認し、それからルートを計画すること。決して逆にしてはいけない。

荷主への私の助言は明快だ。配送時刻を1つだけ書くのではなく、最も早い入場時刻と最も遅い出場時刻を配車表に入れることだ。その規律こそが、サンティアゴ(チリ)の都市配送・倉庫物流が報いるものである。なぜなら、その日を決めるのは道路ではなく時計だからだ。倉庫はその時間枠から逆算して働くべきだ。積み込み、走行、待機、荷降ろしにはそれぞれ余裕を持たせる。都心の配送では、余裕は分単位ではなく時間単位で測る必要がある。20分の余裕しかない配送は、余裕がまったくない配送と同じだ。

サンティアゴ(チリ)の都市配送における坂道と旧市街での荷降ろし

サンティアゴの古い通りの多くは坂があり、狭く、平らなドックではなく、横口や地下入口で終わっている。テールリフトが水平にならない場合、パレットを崩して手で運ばなければならない。フル積載を手で運べば、荷降ろし時間は少なくとも2倍になり、破損のリスクも高まる。旧市街の注文を受ける前に、荷降ろし場所が平らか坂か、フォークリフトが現場にあるか、パレットがまっすぐ中へ転がるかを確認すること。その答えが車両を決める。坂道の仕事には、通りに収まらない大型トラックではなく、テールリフト付きの小型トラックを送ることだ。

倉庫にも役割がある。都市配送トラックは、荷降ろし順序の逆順に積み込むこと。最初の配送先を外側に、最後の配送先を奥にだ。多くの倉庫はドックでの作業が楽だからという理由で商品カテゴリー別に積み込むが、そうすると運転手は最初の配送先でトラックの中を探し回るのに30分を費やす。旧市街の仕事では、パレットを軽く押しやすくしておくこと。坂道の重いパレットはトラブルの種だ。1つの配送先で探し回る時間を省けば、1日に3つか4つの配送先を回る中で、丸ごと1配送分が増える。

倉庫引き継ぎ:サンティアゴの配送時間が本当に消えていく場所

都市配送時間の半分は路上にある。残りの半分は倉庫の門にある。私は、朝に倉庫が一度に12台ものトラックを出し、事務員1人が書類を配り、列が通りまで伸びているのを見てきた。解決策は難しくない。30分ごとに出発をずらし、書類、検査、積み込みを1つの門に詰め込むのではなく別々の列に分けることだ。荷主も注文をずらすべきで、その日の都市配送量すべてを8:00のバッチに押し込んではいけない。

荷主と倉庫が一緒に検討できるコストの全体像は次のとおりだ。

コスト項目 都市配送で通常起こること お金を節約する方法
迂回距離 規制ゾーンにより数十キロメートル増える ルート設定の前に規制ゾーンを確認する
門での待ち時間 1時間以上の行列 出発をずらし、到着時間枠を予約する
二重荷扱い 坂道での手作業の荷降ろしは2倍の時間がかかる 荷降ろし条件を確認し、荷降ろし順に積み込む
遅延配送 評価の減点と顧客からの苦情 実際の余裕を持たせ、計算の合わない配送は断る

直感に反する部分がここにある。ほとんどの人は、都市配送はスピード勝負だと思っている。そうではない。これは手戻りなしの勝負だ。路上で10分稼いでも、1回の手戻りでそれが消え、顧客の信頼を失うなら意味がない。15年の運転経験から、私の判断はシンプルだ。計算の合わない配送を3件受けるより、計算の合う配送を1件減らす方がよい。予約時には売上に見えた配送も、待ち時間、迂回、手戻りを加えれば損失に変わる。

もう1つの罠も挙げておく価値がある。店に着いたのに、商品を受け取る人が誰もいないことだ。電話はつながらず、店長は会議中で、トラックは門で燃料と賃金を燃やしながら止まっている。予約時に受領担当者の直通番号と予備の連絡先を入手し、出発前にもう一度確認し、エンジンを切る前に電話することだ。都市配送では、応答のない待ち時間が最も高くつく時間なのだ。

つまり助言は3点に集約され、それらを合わせたものが、実践におけるサンティアゴ(チリ)の都市配送・倉庫物流のすべてだ。第一に、出発前に規制ゾーンと荷降ろし条件を確認すること。どちらかのチェックに通らなければ、時間を変えるか車両を変えること。無理強いしてはいけない。第二に、倉庫の出発をずらし、荷降ろし順に積み込むこと。門で節約した30分は、路上での1時間に値する。第三に、実際の余裕を組み込んだ配送時刻を約束すること。都心の約束は、30分ゆるい方が、崩れるきつい約束より勝る。都心の配送のたびに、事前に最新の現地ルールを確認すること。2分のチェックは、午後の説明の手間より勝る。

路上での古い言い伝えがある。ゆっくりこそ速い。都市配送では、1回で正しくやり遂げた配送こそが、報われる唯一の速さなのだ。

Shifu Zhao(トラック輸送のベテラン(15年))著

英語版からの翻訳。内容に相違がある場合は英語版を優先します。