ひとつ言わせてください。長年トラックに乗ってきて、私が最も恐れるのは渋滞ではありません。倉庫のゲートに着いて、同じバースの前にすでに7台も8台もトラックが並んでいるのを見ることです。その光景を見ればすぐ分かります。みんなまた朝に予約したのだと。

数年前のある秋の朝、私は荷主の倉庫へ日用品を届けていました。朝の到着で予約済みでした。8:40に着くと、私の前に6台のトラックがいました。段ボールのトラック、完成家具のトラック、そして待機中にアイドリングする冷蔵車です。荷降ろしをしていたバースは2つだけで、フォークリフトが行き来し、受付担当者1人が3山の書類を処理していました。私の荷降ろしが始まったのは正午近くでした。配車係から2時間遅れた理由を聞かれ、私ははっきり答えました。私は遅れていない。みんなが朝に予約していたのだと。

ここから問題の本質が見えます。朝の混雑はドライバーのせいではありません。ドライバーは早く着いて、早く降ろして、先へ進みたいのです。荷主は貨物を午前中に受け入れて、午後に棚入れしたいのです。みんなが同じ時間帯を選ぶから、朝はバースが詰まり、午後は空っぽになるのです。倉庫入荷平準化は、まさにそのピークを解消するためにあります。

ここで直感に反するポイントを考えてみてください。バースが足りないように見える倉庫は、実は分散された時間が足りないだけのことが多いのです。バースに余裕のある倉庫でも、毎朝9時から11時までの間は駐車スペースがすべて埋まり、フォークリフトも作業員も同じ2時間に集中しているのを私は見てきました。午後2時になるとバースは空になり、人も設備も暇になります。バースの数だけ数えても問題は分かりません。1時間に何台到着するか、1台の荷降ろしにどれだけかかるか、シフトに何人いるかを数えなければなりません。ピークを平らにすれば、同じバースが突然うまく回り始めます。

予約時間枠から入荷平準化を始める

入荷平準化の第一歩は、一日を予約時間枠に切り分け、みんなが朝に集中するのをやめさせることです。方法は十分シンプルです。一日を時間単位で区切り、1時間ごとの上限を決め、枠が埋まったら次の予約を後ろへずらします。上限は推測ではなく、実際の荷降ろし能力を反映しなければなりません。家具の積荷と段ボールの積荷ではどれだけ時間が違うのか。冷蔵車に優先権は必要なのか。そうした答えが上限を決めます。

かつて、電話予約で先着順に朝を取っていた倉庫の管理者と話したことがあります。彼らはシステムでの時間枠予約に切り替えました。午前は1時間に2台、午後は3台、そして夜に1つの緊急枠です。最初は一部の荷主が反発し、午後の到着では棚入れが遅れると言いました。管理者はこう説明しました。朝の行列で2時間待つのと、午後に着いてすぐ降ろすのと、どちらが実際に速いのか。その計算をしてみると、ほとんどの荷主が納得しました。

運送会社にオフピークの時間枠を話すときは、ただ通知を送るだけではいけません。何か実のあるものを与えてください。オフピークのトラックはバースを優先的に使えたり、荷降ろしの順番を1つ前に進めたりできます。ドライバーはそういうことに気づきます。早く着くことが早く降ろせることとイコールとは限りませんが、時間通りに降ろされるオフピークの予約枠は、100回の注意喚起より効果があります。時間枠には余裕も必要です。渋滞や前の運送先での遅い荷降ろしは日常茶飯事です。ルールが硬すぎると、1台の遅れが一日全体を狂わせます。30分のバッファがあれば、スケジュール全体がむしろ信頼できるものになります。

人員とヤードスペースも入荷平準化の時間枠に合わせる

時間枠を分散させたら、人員とヤードスペースも分散させなければなりません。予約表だけ変えて人員配置表を変えない現場が多く、同じ少人数が朝に働き詰めで、午後の班はトラックがなくて立っているだけです。それでは半分しか変わっていません。

人員をどう分散させるのか。まず各時間枠の到着台数から始め、それに合わせて受付担当者とフォークリフト作業員を配置します。朝のピークを平らにした後、かつて朝に6人必要だった作業が、残業なしで一日全体で5人で済むようになるかもしれません。ヤードスペースも同じです。入場スペース、待機スペース、荷降ろしスペースは別々に数えなければなりません。待機トラックが入口を塞いではならず、荷降ろし済みのトラックはバースに留まらず速やかに移動しなければなりません。

あまりに見落とされがちな点があります。入荷平準化は棚入れ計画とつながらなければなりません。朝に届いた貨物は午後に棚入れしなければならず、午後に届いた貨物は翌朝の出荷に備えなければなりません。棚入れが追いつかなければ、到着を平らにしても渋滞がゲートから倉庫の中へ移るだけです。ですから時間枠を決めるときは、受付だけでなく、受付・検品・棚入れを一緒に人員配置してください。

小さな倉庫がこれを素朴で実践的にやっているのを見たことがあります。毎午後4時に、倉庫管理者が配車係に電話して翌日の時間枠をひとつずつ確認するのです。どの荷主が遅れそうか、どの積荷が重くて人手がもう1人必要か、すべて事前に決めておきます。翌朝もう一度確認し、変わった枠があれば調整します。たった1本の電話で、待ち時間が目に見えて減りました。

避けるべき罠もあります。平準化とはドライバーを夜に追いやることではありません。「分散させよう」と聞いて、夜中まで時間枠を広げ、分散すればするほど良いと考える現場があります。それは裏目に出ます。夜間の荷降ろしには人員の追加、照明、近隣への配慮が必要で、コストも上がります。一日中走ってきたドライバーは疲れており、安全も速度も落ちます。正しいやり方は、ピークを朝から深夜へ移すのではなく、稼働時間全体に到着を分散させることです。

私が見たもう1つの裏目があります。時間枠をきつく切りすぎて、10分遅れたトラックが枠を失い、再予約しなければならなくなることです。枠を失うのを恐れたドライバーは、2時間も3時間も早く着いてゲートで待つようになります。行列がすぐに戻ってきます。ルールには人間味が必要です。30分以内の遅れなら枠を維持して1つ後ろへずらす。本当に間に合わないなら、無断欠席より電話で再予約する方が良いのです。ルールが人間的であればあるほど、実際に守られやすくなります。

率直に言えば、ここにはトレードオフがあります。細かい時間枠は計画をきっちりさせますが柔軟性が下がります。粗い時間枠は柔軟性が上がりますがピークを平らにしにくくなります。私の経験では、1時間単位の時間枠がちょうど良いところです。覚えやすく、予約しやすく、調整しやすい。ドライバーにも倉庫にもです。

荷主と倉庫への3つのアドバイス

第一に、朝が常に最良の到着時刻だと思い込むのをやめてください。朝の到着は行列が長く、荷降ろしが遅くなります。午後に予約できるなら午後に予約し、そして実際に時間通りに現れてください。無断欠席は他のみんなの計画を台無しにします。

第二に、倉庫はスケジュールに余裕を持たせ、約束を守るべきです。ある時刻にトラックを予約したなら、その時刻に降ろし、ドライバーをゲートで待たせてはいけません。オフピークの予約が時間通りの荷降ろしを意味すると運送会社が信頼するようになれば、平準化に協力してくれるようになります。

第三に、平準化は一度きりの修正ではありません。毎週数字を確認してください。どの時間枠がまだ混んでいるか、どこが空いているか、上限を調整する必要があるか。物量が変われば、時間枠もそれに合わせて変わらなければなりません。

結局、入荷平準化は設備の問題ではありません。ドライバー、荷主、倉庫の三者が時間を分散させる意思があるかどうかの問題です。三者が少しずつ譲り合えば、バースの渋滞は止まります。古いことわざにあるように、良い道は距離でダメになるのではなく、みんなが同じ車線に集中することでダメになるのです。

Shifu Zhao(ベテランドライバー(15年))著

英語版からの翻訳。内容に相違がある場合は英語版を優先します。