数年前、インランド・エンパイアの小さな倉庫のドックで、ラベル印刷を眺めながら暇をつぶしていた。オーナーの奥さんは、交渉で得た料金で、一日に三百、四百枚のラベルを一社のキャリアのシステムに通していた。ちらっと見て聞いてみた。「荷物のうち、住宅宛ては何割くらいですか?」「だいたい七割よ。なんで?」私は言った。「だったら、あなたの料金比較は本当の料金比較じゃないね」。

ひとつ言わせてくれ。長年あちこちを回ってきて、同じ穴に落ちる荷主を何人も見てきた。宅配キャリアの料金比較の方法を料金表の数字比べで学び、月末の請求書が届くと数字が合わない。本当にうまくやっている人は、見積りが一番安いところを比べたりしない。請求額が一番安いところを比べるんだ。全然違う話だ。

料金比較ステップ一:料金表は忘れて、請求書を読め

小さなセラーは素敵な契約料金を交渉して、一ポンドあたり数十セント値引きして、気分がいい。毎日嬉々としてラベルを印刷する。三か月後、請求書には実際の支出が契約料金を大きく上回っていると書かれている。カスタマーサービスは肩をすくめる。「あれは住宅地追加料金です。割引は基本料金にのみ適用されます」。

米国の宅配料金について、こういうことがある。基本料金は往々にして話の半分にもならない。本当のコストを決めるのは追加料金だ。

第一に、容積重量(DIM)。軽くてかさばる商品はここでやられる。18×18×14の箱に入った3ポンドのクッションは、容積料金では六〜七ポンドで請求されることがある。DIM係数やポリシーはキャリアごとに違い、この一行だけで「安いキャリア」が高いキャリアにひっくり返る。

第二に、住宅地追加料金。あなたの物量のうち、米国の住宅宛てが占める割合が、どのキャリアが合うかを決める。基本料金は安く見積もりながら、住宅地料金を高く積み上げるキャリアもある。荷物の七割が住宅宛てなら、請求額はすぐに見積りを追い越す。宛先の内訳を知らずに料金比較するのは、目隠しで買い物するようなものだ。

第三に、遠隔地・辺地追加料金。山間の町や農村部へ送る? 各キャリアが遠隔地をどう定義しているか確認しよう。同じ遠隔地の宛先でも、あるキャリアでは数ドル余計にかかり、別のキャリアではほぼゼロになる。

第四に、集荷料金、燃料サーチャージ、ピークシーズンサーチャージ。これは料金表の小さな文字。交渉の場では誰も言わないが、一ドル残らず請求書に現れる。料金と割引は毎年変わるから、契約前に各キャリアの公式サイトで最新のポリシーを確認すること。去年の数字で予算を組んではいけない。

その倉庫のオーナーは三か月分のデータを取り出し、真の総コスト、基本料金+あらゆる追加料金で比較をやり直した。同じ荷物、違うキャリアで、月々の請求額の差は従業員半人分をまかなえるほどだった。ロケット科学じゃない。請求書を並べて、行を足し合わせるだけだ。

料金比較で比べるべきもの:全体像

では、小規模事業者として宅配キャリアをどう料金比較すればいいのか? この言葉は「価格比べ」に聞こえるが、本当の意味は「体制比べ」だ。比較に入れるべきものがあと三つある。

クレームと紛失コスト。あるキャリアは破格の安さで見積もるかもしれないが、紛失率が少しでも高ければ、代替品、顧客対応の時間、悪いレビューが節約分を食い尽くす。小さなセラーが一番恐れるのはピークシーズンの紛失だ。高額商品一個の紛失で一週間分の利益が吹き飛ぶ。クレーム対応も比較に入れよう。クレームにどれだけ時間がかかるか、手続きがどれだけ面倒か。それもお金だ。

マニフェスティング、ラベルシステムは一つ、キャリアは複数。これは小さなセラーが持つ最も実用的なコストツールだ。考え方はシンプルだ。毎日の締め切り前に、システムが一度設定したルールで、各荷物に一番安いキャリアを自動で選ぶ。テキサス行きの軽い荷物はキャリアA、重いものはキャリアB、遠隔地宛てはキャリアC。持っている交渉料金のすべてが使える武器になる。一社に縛られる代わりに。

ゾーンスキッピング。聞こえはいいが、考え方は単純だ。一日に数百個の荷物を同じ方向に送るなら、キャリアに一個ずつ自宅まで集荷させる代わりに、トラックをチャーターして荷物全部を仕分け施設まで直送する。間のゾーンジャンプを飛ばすわけだ。私はこの路線を何年も走ってきたから、信じてほしい。ゾーンスキッピングは物量のゲームだ。シカゴ方面に一日五百個? ゾーン節約分でトラック代がまかなえてお釣りがくる。一日五十個? トラック代だけで食いつぶされる。小さなセラーのみなさん、先に計算すること。誰の口車にも乗るな。

シンプルな枠組みを示そう。比較する前に、自分の貨物の姿を知ること。

荷物のプロファイル まず比べるもの
軽くてかさばる、容積重量が実重量を上回る 各キャリアのDIMポリシーと係数
住宅宛ての割合が高い 住宅地追加料金が一番安いのはどこか
遠隔地・農村部の宛先が多い 遠隔地の定義と料金
一日数百個、ばらばら 契約料金+複数キャリアのマニフェスティング
ピークシーズンの物量が多い ピークシーズン追加料金のポリシー

この表を壁に貼れ。キャリアを変える前にちらっと見れば、まず間違わない。

料金比較が裏目に出るとき

比べ方を押さえたところで、比べるべきでないとき、比べることが火傷のもとになるときを話さねばならない。一番よく見る落とし穴は二つだ。

ピークシーズンに一番安い見積りに全振りする。小型家電を売る友人が、十月に物量の九割を一番安い見積もりのキャリアに移した。節約できた。十一月のピークシーズン追加料金が来るまでは。追加料金は節約額を上回った。さらに悪いことに、キャリアはピークの物量に耐えきれず、紛失が急増し、クリスマスシーズンの悪いレビューの半分は物流関連だった。運賃は節約したが、店の評価で払った。ピーク前に料金比較するときは、素の料金と並べて追加料金ポリシーと定時到着の信頼性を比べること。素の料金だけは絶対にダメだ。

契約料金の縛り。一部のキャリアは、条件付きの美しい割引を出す。物量コミットメントとか、「まずうちに流して」とか。割引を維持するために、他社なら安かった荷物までそこに流し込む。請求総額は上がる。覚えておけ。契約料金は道具であって、ご先祖様じゃない。割引は交渉して、使え。でも手足を縛らせるな。マニフェスティングはまさにそのためだ。全キャリアの料金を持って、各荷物を一番合うところに流す。

料金比較についての、直感に反する真実がここにある。見積りが一番安いキャリアはたいてい請求額が一番高くなり、請求額が一番安いところが見積り一番安いことはめったにない。比べているのは価格表の一つの数字じゃなく、システム全体のコストだ。

小さなセラーへの率直な言葉

第一に、料金交渉と料金比較は別の仕事だ。交渉で得るのは料金、条件、割引、物量段階。料金比較で決めるのは、荷物一個一個を実際に誰が運ぶか。両方必要だ。片方だけでは片足だ。

第二に、自分の貨物を知れ。半日かけて三か月分の出荷データを引っ張れ。住宅宛て割合、平均重量、容積重量、遠隔地割合、ピーク割合。この五つの数字が紙に並べば、誰と何を比べるかは明らかだ。自分の貨物の姿を知らなければ、目隠しで比べているのと同じだ。

第三に、小さく試せ、一度に全部は変えるな。新しいキャリアが気に入った? 物量の一〜二割を二週間移してみろ。請求書、輸送時間、紛失率を見ろ。うまくいったら拡大だ。一度に全部変えるのは、自分の店で実験することだ。その賭けに負ける余裕はない。

第四に、料金は毎年変わる。キャリアの料金、割引、追加料金ポリシーは毎年見直される。今年の最適解が来年の最適解とは限らない。毎年一月に半日かけて比べ直せ。その半日が一か月分の時間を取り返してくれる。

古い言い回しがある。払った分だけのものが手に入る。宅配運賃では、逆向きに読め。高いものがいつも良いとは限らないが、一番安いものにはたいてい見えないコストがある。請求書を広げて、追加料金を一行ずつ当たれ。それが料金比較だ。難しくない。丁寧にやるだけだ。

Shifu Zhao(トラック輸送ベテラン、15年)著

英語版からの翻訳。内容に相違がある場合は英語版を優先します。