この記事を書くきっかけとなったのは、ある靴の箱だった。メンフィス近郊の宅配ハブで、ベルトコンベアの90度カーブから飛び出し、空を6フィート近くも飛んで、フォークリフトが旋回していた通路に着地した。誰も怪我はしなかったが、靴の箱はダメになり、そのシフトのソーターの定時率もダメになった。

コンベアを使っている現場なら、荷物が落ちるカーブが必ずある。毎シフトではなくても、ラインがフル稼働する繁忙期には起きる。カーブの横に立って20年、私が学んだことはこれだ。カーブはほとんど壊れていない。半径、速度、ガイドレールが、ただ互いに合っていなかっただけなのだ。

カーブが箱に実際にしていること

カーブに入った荷物は外側に振り飛ばされる。力はベルト速度の二乗に比例し、旋回半径に反比例する。半径を半分にすれば、外向きの力は2倍になる。物理の授業はこれで終わりだが、これで現場で見られる現象のほとんどが説明できる。

カタログのベルトカーブは、内側半径が約24インチから98インチ、定格速度が約400フィート/分までとなっている。これらはメーカーの数値であり、機械ができることを示すもので、荷物が耐えられることを示すものではない。半径24インチのカーブをフルスピードで回しても、重心の低い重い四角いカートンなら問題ない。同じカーブに2ポンドのポリ袋を通せば、それは飛び道具になる。機械は壊れていない。使い方が間違っていたのだ。

レイアウト検討時に誰も正直に値付けしないのが、このトレードオフだ。半径のきついカーブは床面積を節約できる。内側半径24インチの90度ターンは、半径48インチの同じターンに比べて床の占有面積がだいたい半分になる。小規模な施設にとって、その面積は本当のお金だ。だが、回収の計算には、ジャムのコスト、繁忙期にカーブに配置する手直し作業の人件費、破損した商品、誤仕分けのコストも入れなければならない。私の経験では、小さすぎるカーブで「節約」した床面積は、例外対応の利息付きで返済させられる。

コストの安い順に、3つのレバー

まず一番安いものから。ガイドレールだ。レールの高さは約3.5インチから24インチまで揃っており、高さは本来、設計上の判断であって後付けの思いつきではないことが分かる。私が使うルールはシンプルだ。レールは荷物の重心を余裕を持ってカバーしなければならない。ポリ袋や軟包装の場合、高め、つまり8インチ以上にすることだ。また、レールとベルトの間の隙間も確認する。指2本がすっと入るなら、小物はそこをすり抜ける。レールの内側にスカートやブラシストリップを付ければ、ほぼタダで解決する。

2番目は速度合わせだ。カーブと、それに続く直線部分は、同じベルト速度で回すべきで、誤差は約5%以内だ。カーブとその入口側の直線が別々のモーターで駆動され、10%もズレていて、誰も測っていないから誰も気づいていない現場を、私は何度も見てきた。荷物はその速度差を、ちょうど遠心力と戦っている瞬間に引っ張りとして感じる。カーブを専用のインバータ(VFD)で回し、ライン全体を落とさずにカーブ単独で速度を微調整できるようにするのだ。

3番目、そして一番高いのは半径だ。レールが高く、速度が合っていて、それでも荷物が飛ぶなら、運んでいる物に対して半径が小さすぎる。大きくするのだ。180度の折り返しでは問題が2倍になる。荷物が外向きの力を受ける時間が2倍になるからだ。きつい半径で「机上では動く」Uターンは、繁忙期にあなたを生きたまま食い尽くすだろう。

もう一つ、人を惑わせるものがある。ベルトの状態だ。カーブのベルトは内側と外側の縁が異なる速度で回り、ローラーやベルト自体のテーパー形状で補償している。そのテーパーが平らに摩耗すると(3年以上使ったカーブによくある)、速度補償が狂い、荷物がターンの途中で回転し始める。古いカーブで落下が急にひどくなったら、レイアウトを責める前にベルトのプロファイルを確認するのだ。

私が実際に回す現場チェックリスト

カーブでの落下の相談を受けたら、私はピークの波動の最中に一番ひどいカーブに立ち、このリストを回す。

1番目、荷物はどこに落ちているか。出口より先なら速度の不一致。カーブの外側なら半径かレール。入口なら、カーブと直線部分の間の継ぎ目の隙間を確認する。隙間が大きすぎると、小物は跳ねて転がる。

2番目、レールを仕様書の想定ではなく、実際の荷物に当てて測る。次に、ベルトとレールの隙間を指2本テストで確認する。

3番目、カーブと両隣の直線部分の実際のベルト速度を測る。タコメーターが理想だが、ストップウォッチで固定点を通過する荷物を数える方法でもいける。軽い荷物で10%を超える差があれば、飛び道具は確実だ。

4番目、ベルトの蛇行と張りを見る。外側に半インチずれたベルトは、実質的に半径を縮めていることになる。

発注前にコンベアベンダーに聞く5つの質問

新規購入するなら、カーブの明細を「ベルトカーブ、数量4」だけで終わらせてはいけない。この5つの答えを技術仕様に入れるのだ。

カーブごとの実際の内側半径はいくつか。数字を書かせるのだ。内側半径24インチと40インチの価格差は小さいが、落下率の差は小さくない。

レールの高さはどれが選べて、調整可能か。平均の荷物ではなく、一番背の高い荷物に合わせてレールを指定するのだ。

カーブは専用のインバータ(VFD)を持っているか。なければ、速度の微調整はライン全体を遅くする。あれば、カーブを少しだけ遅く回して、スループットをほとんど落とさずに済む。

ベルトの表面摩擦はどうか。カーブは滑るベルトが大嫌いだ。パンフレットの「滑り止め」という言葉ではなく、実測の摩擦係数を求めるのだ。

隣接する直線部分は誰が供給し、継ぎ目の隙間は誰の責任か。カーブと直線部分が別のベンダーから来るなら、継ぎ目の隙間の幅、高さの合わせ、速度の一致を各受け渡し箇所で誰が責任を持つか、契約に明記するのだ。落下は受け渡し箇所に集中するし、責任の押し付け合いもそこに集中する。

この5つを聞けば、ベンダーは相手が現場の人間だと分かる。戻ってくる提案からは、無駄がぐっと減っているだろう。

カーブしたベルトコンベア部分を移動する荷物

ピークの波動の最中に20分カーブに立てば、落下問題のおよそ80%は見つかる。そして、オペレーションマネージャーにいつも残していく質問がある。あなたの最悪のカーブは90度か、180度か。答えはたいてい、1ドルも使う前に、半径を大きくすべきか速度調整で済むかを教えてくれる。

英語版からの翻訳。内容に相違がある場合は英語版を優先します。