午前3時。冷蔵倉庫の扉で風が顔に当たり、顔がしびれてくる。冷蔵倉庫の自動化は昼間のデモでは滑らかに見える。夜勤が真実を語る。機械は寒さを気にしない。人間は気にする。機械はマイナス25度でも動き続けられる。人間はできない。人が力尽き、引き継ぎが計画されていなければ、誰かが体を温める間、ライン全体が待つことになる。正直に言えば、冷蔵倉庫の自動化は、人と機械が作業を受け渡すわずか数分に帰着する。

人が入る場所:まず引き継ぎポイントの地図を描く

これが今、私たちの倉庫でやっている方法だ。何かを買う話をする前に、引き継ぎマップを描く。そこに記すのは3種類のポイントだけだ。機械にできない仕事、機械が遅い仕事、そして機械が故障した瞬間に人が引き継がなければならない仕事だ。この3種類のポイントを記せなければ、名前で埋まったシフト表はただの飾りにすぎない。

2025年1月のある夜、自動化ユニットがレーンの入口で止まった。原因は小さなものだった。パレットの霜がその位置をわずかにずらしていたのだ。機械はリセットを待ちながらそこに止まり、後ろでは荷物が滞留した。シフトリーダーはシステムが作業を割り当てるのを待たなかった。経験豊富な2人を送り込んだ。1人はパレットの位置を確認し、もう1人はレーン入口で荷物を受け取るためだ。流れは約10分で回復した。その夜の後、私たちはカバーリストに「レーン入口の詰まり」と書き込んだ。誰が行くか、どんな道具を持っていくか、何分中に入るか、出てきたときに誰が引き継ぐか。すべて書き留めた。それがなければ、次の詰まりは大声と運で解決されることになる。

いつも見落とされるもう1つのカバーポイントがある。積み方が悪いパレットだ。自動化設備は整ったパレットを想定する。現実は、斜めに積まれたパレット、緩んだフィルム、角の段ボールがつぶれたパレットを送り続けてくる。機械はそうしたパレットでアラームを出し、人が返却する前に形を整え直さなければならない。カバー作業は火消しではない。日常業務だ。1日に数個のパレットが形直しを必要とし、その労働はシフト表に組み込まれるべきものだ。臨時の手伝いとして扱うことはできない。

冷蔵倉庫自動化のシフト表:中に入る時間と回復する時間

シフト表を感覚で決めてはいけない。皆さん、冷蔵倉庫ではまず手が言うことを聞かなくなり、判断力もそれに続く。半拍遅れて反応すれば、荷物を誤って扱ってしまう。冷蔵倉庫でミスを直すのは二重に痛い。私たちの方法はシンプルだ。中にいる時間は短い時間に区切り、外に出る時間は回復に十分な長さでなければならず、夜は昼と同じ表を使わない。

シフト 1回あたりの庫内時間 庫外での回復 注意点
日勤 1回入って交代 温かい部屋、温かい飲み物、手足を動かす 濡れた手袋はすぐに交換し、無理をしない
夜勤 日勤より短い時間 日勤より長い回復 最も眠い時間帯は2人1組で入る
繁忙期の連続勤務 時間を延ばすより1人増やす 異常なパレットは対面で引き継ぐ 疲れたと言おう。無理をしない

正直に言えば、壁に貼ったシフト表は、誰かがそれを守らせなければ無意味だ。リーダーは毎シフト確認する。誰が何回入ったか、誰が十分に回復していないか、誰かが2回連続でカバーしていないか。シフト表の確認は不信ではない。冷蔵倉庫には誤差の余地がない。凍えながらも無理を続ける人は、数分を節約する代わりに、けがとシフト全体のリズムを失うことになりかねない。

冷蔵倉庫自動化の防護:支給したものではなく、着ているものを確認する

防護は支給したジャケットの数では数えられない。支給したジャケット、きちんと着ているジャケット、乾いた手袋、凍っていないブーツ。すべて確認しなければならない。これが今、私たちの倉庫でやっている方法だ。入庫前に、リーダーがクルーを目視で確認する。帽子は耳を覆っているか。手袋は濡れていないか。ブーツの底は凍っていないか。問題があれば、入庫前に装備を交換する。細かく見えるだろう。凍えた手1つで失う時間は、その点検にかかる時間をはるかに上回る。

もう1つ、人が見落とす点がある。冷蔵倉庫から出てきた人はまだ体が温まっている最中であり、判断力も同じだ。出てから最初の10分間は、細かいチェックや詳細な注文照合を任せてはいけない。まず回復させてから、頭が冴えた状態で取り組む仕事を与えよう。私たちはそれを引継ぎの習慣に組み込み、出庫後のミスは目に見えて減った。

機械が故障したとき:ラインを止め、役割を割り当て、それから動く

設備が故障したとき、最悪の対応は人だかりだ。レーン入口に7人や8人が集まり、皆が話し、誰も何も直さず、人々が互いに邪魔し合う。私たちの引継ぎは4ステップだけだ。安全のためにラインを止める、リーダーだけが役割を割り当てる、1人を設備の状態に、1人を荷物の流れに付け、それ以外の全員は安全な場所で待機させる。手を動かす前に役割を声に出して伝え、実際に作業する人は3人までに抑える。

2024年の繁忙期のある冬の夜、システムが故障を通知し、当直の最初の本能は中に入って設備を再起動することだった。リーダーはそれを止めた。まずどの区画が通知を出したのか、荷物がどこで止まったのかを尋ねた。それから人を送り込んだ。すると2つのパレットが一列に斜めに置かれていることが分かった。再起動では直らない。まずパレットを真っ直ぐにしなければならなかった。闇雲に再起動すれば、さらに時間を浪費していただろう。故障時の引継ぎは勇気の問題ではない。はっきりと尋ね、役割を割り当て、それから動くことだ。その順序で。皆さん、その順序を覚えておいてほしい。

その分業こそ、引き継ぎの記事と課題の記事が一体である理由だ。冷蔵倉庫自動化における低温の課題の記事は、低温が冷蔵倉庫に何をもたらすかを説明している。この記事は、そうしたトラブルが起きたときに人と機械がどのように作業を分担するかを説明している。問題を知るために1つを、現場の対応を知るためにもう1つを読んでほしい。

トレードオフ:遅く見えることは、シフト全体を数えるまで遅く見える

これが直感に反する判断だ。冷蔵倉庫で最も速い方法は、しばしば最も安い方法ではない。人を入れ続けると、1時間あたりの生産量は高く見える。誤ピッキング、手直し、ライン停止、病欠を合計すれば、総コストは高くなる。シフト表をきつくし、カバーポイントを書き留め、故障時に動く前に半拍置いて尋ねれば、1時間はわずかに遅く見えるかもしれない。シフト全体を数え、繁忙期全体を数えれば、安定した運用が勝つ。

同じように数えよう。1時間あたりのパレット数だけを数えてはいけない。1シフトあたりの手直しパレット数、1シフトあたりのライン停止数、1週間あたりの欠勤数を数えよう。その3つの数字をシフト表と防護の取り組みの横に置けば、その取り組みは余計なコストに見えなくなる。生産量を生かし続けるためのお金に見えてくる。機械は24時間稼働できる。人間はできない。それを受け入れれば、冷蔵倉庫自動化における人間の引継ぎは、ようやく正直にコスト計算される。

管理職の仲間への1つの注意喚起だ。引き継ぎマップを描き、シフト表を直すのを、混乱した繁忙期の夜まで待ってはいけない。物事が落ち着いている間に、カバーポイントを記し、シフト表を掲示し、故障時の引継ぎを1度リハーサルしておこう。冷蔵倉庫は待ってくれない。引き継ぎが決まっていなければ、優れた設備だけではシフトを救えない。

Chen Feng(倉庫運営マネージャー)著

英語版からの翻訳。内容に相違がある場合は英語版を優先します。