先月のこと、ある火曜日、朝の6時50分。オフィスに入ったばかりのところで、夜勤リーダーのWangにドアを塞がれた。「昨夜もカットオフが遅れた。UPSのトレーラーが5時30分ぴったりに出発してしまった。38件の注文が間に合わなかった。カスタマーサービスの電話が鳴りっぱなしだ」

倉庫を回している者なら誰でも分かる気持ちだろう。カットオフ時刻――営業は「あと30分だけ」と懇願し、現場は「早く切ってくれ」と懇願する。早く切れば、顧客は注文の受付が遅いと文句を言う。遅く切れば、トレーラーが待たされ、残業が積み上がり、人はミスをし始める。海外の同業はこの時間の方程式全体をウェアハウス・ウェーブリリース・カットオフタイムと呼ぶ。平たく言えば、トレーラーに荷物を載せ、かつ人を殺さないために、何時にウェーブをリリースするか、ということだ。

はっきり言おう――うちの倉庫はこれで授業料を払った。一度分かってしまえば、固定の計算式に落とし込んだ。以下、その計算式を一つひとつ分解していく。

問題の現れ方:両側から怒られた

うちの倉庫は1日に3つのキャリア集荷がある:UPSが5:00 PM、FedExが4:30 PM、LTLが6:00 PM。初期の頃、カットオフはボスの勘で決めた:倉庫全体で1つのカットオフ、3:00 PM、シンプルで分かりやすい。

どうなったか?オフシーズンは問題なし。ピークシーズンは大爆発。2024年7月のこと、物量が増え、3:00で切った注文がピッキングも梱包も間に合わなくなった。UPSのドライバーはうちのドックで40分待たされ、顔は中華鍋の底のように真っ黒だった。そこでカットオフを3:30に遅らせ、もう30分注文を拾おうと考えた。その週、残業代は数千ドル跳ね上がり、エラー率は上がり、ベテランクルーは文句を言いっぱなしだった。

両側から怒られた末、ようやく分かった:カットオフ時刻は「決める」ものではない。「計算する」ものなのだ。

倉庫ウェーブリリース・カットオフの計算:トレーラーから逆算する

計算式は一文だ:ウェーブリリース時刻=キャリア集荷時刻−(ピック時間+梱包時間+積込時間)−バッファー。

うちの倉庫の実数を当てはめてみよう。UPSの集荷は5:00 PM。ピッカーの平均は梱包込みで1時間あたり約40件の注文。300件のウェーブを8人で回すと約1時間かかる。積込は20分。そして30分のバッファー――設備の詰まり、書類の手違い、その他すべてに対応するためだ。5:00から逆算する:1時間+20分+30分で1時間50分だから、ウェーブのリリースは3:10。WESがウェーブを実行してタスクを割り当てるのに約10分必要なので、カットオフは3:00 PMぴったりに落ち着く。

3つのキャリア、3つの異なる表。それが全てだ:

キャリア 集荷 ウェーブサイズ ピック+梱包 積込 バッファー ウェーブリリース カットオフ
FedEx 4:30 PM 200件 約45分 20分 30分 3:05 PM 2:55 PM
UPS 5:00 PM 300件 約1時間 20分 30分 3:10 PM 3:00 PM
LTL 6:00 PM トレーラー満載 約1時間 30分 30分 4:00 PM 3:50 PM

分かるだろうか?以前は全キャリアで3:00 PMのカットオフ1本だったが、FedExの注文はすでにギリギリで、LTLの注文はほぼ1時間も早すぎるカットになっていた――約50分分の注文受付を捨てていたのだ。計算を分けた後、LTLのカットオフは3:50 PMに移動した。1日あたり100件近い注文を余分に取れるようになり、積込にも影響はない。

ウェーブリリース直前に通路で作業するピッカー

直感に反する点:カットオフを遅らせると納期遵守率が下がることがある

人を驚かせる判断がこれだ:カットオフを遅らせてもサービスは良くならない。試してみた。カットオフを30分遅らせると確かに注文は増えた――しかし定時出荷率は下がった。

なぜか?最後の30分に流れ込む注文がウェーブのリズム全体を壊すのだ。ピッカーは1つのウェーブを終えて息つく暇もなく、次のウェーブが押し寄せる。梱包ステーションは天井まで山積みになる。人は夜8時まで働き、疲れた人は誤出荷や数量不足を起こす。注文受付で得た分は、エラーと残業で払い戻した。倉庫ウェーブリリース・カットオフタイムに隠された罠がこれだ:この数字は注文を多く取るためのものに見えるが、実は現場のリズムを守るためのものなのだ。

もう一つ現場の知恵:本当のボトルネックは通常ピッキングではなく、梱包ステーションとドックドアだ。ピッカーがどんなに走っても、梱包ステーションが4つしかなければ荷物はただそこに溜まるだけだ。だから梱包と積込は独立した項目として計算し、ピッキングに混ぜたりはしない。諸君、自分の倉庫を見に行ってみろ――きっと同じはずだ。

今、毎日やっていること

第一に、キャリアごとのカットオフ。WESではキャリアごとに1つのウェーブテンプレートを作り、それぞれに固有のカットオフを設定した。システムは鐘が鳴ると同時に自動で切る。誰も時計を見張る必要はない。

第二に、ピークシーズン用の別表。大規模な販促期間中はカットオフを30分後ろにずらす――ただし事前に残業要員を手配した場合に限る。人を増やさずにカットオフを延ばすのは、延ばさないのと同じだ。

第三に、毎日見直す1つの数字:トレーラーに間に合った注文の割合。3日連続で98%を下回ったら、見直しに戻る――カットオフが遅すぎたのか、梱包ステーションの人員が足りなかったのか。本当の原因を直す。勘の判断はしない。

第四に、営業には「遅いカットオフ」ではなく「段階的カットオフ」を。通常の注文は通常のカットオフに従う。大口顧客の緊急注文は手動挿入プロセスを通す――別にピックして別に出荷する。重要顧客は満足し、ウェーブはきれいに保たれる。

第五に、監視はWESに任せる。各キャリアが独自のカットオフを組み込んだウェーブテンプレートを持ち、システムが自動で切ってリリースするので、夜勤が「切り忘れる」ことはない。各カットオフの15分前に、WESはシフトリーダーに警告を送る:UPSのウェーブは15分でリリース、280件の注文が保留中、8人配置、クリアまでの見積もり55分。2人が病欠していれば、リーダーはウェーブが危ないことを事前に把握し、梱包から応援を呼べる――トレーラーが去ってから知るのではなく。

そして倉庫ウェーブリリース・カットオフタイムの計算式全体は毎四半期に見直す。労働力の構成は変わり、新しいピッカーが入り、キャリアが集荷時刻を動かす――表は古くなる。毎四半期の初日に、前四半期の実績で計算式を回し直し、カットオフを調整する。3年間無変更で生き残る表はない。

はっきり言おう:カットオフ時刻に標準的な答えはないが、標準的な計算式はある。トレーラーから逆算し、現実的なバッファーを取り、ピーク用の別表を回す。諸君、勘で決めるのはやめよう。計算を一度回せば、その日から現場が変わる。

Chen Feng(倉庫オペレーションマネージャー)著

英語版からの翻訳。内容に相違がある場合は英語版を優先します。